[2020.04.15] フリーランス・中小企業経営者の皆様へ

お客様からの質問で一番多いのが
「いつ持続化給付金はもらえるのか?」「一律30万円給付はいつもらえるのか?」
です。
現在経済産業省が発表している各施策は、平成31年度(令和元年度)補正予算を通過したもの以外、すべて令和2年度補正予算で衆参国会を通過する必要がございます。
(22日に国会通過予定)
当然ながら、国会通過後に経済産業省や総務省が受付窓口(役所や商工会議所、商工会など)を決定し、それに合わせて書式を作ります。
窓口になる担当部署にはレクチャーを施し、マニュアルを作成し、その行政マニュアルに沿って受付を開始します。

なので、本日(4月15日)現在、国会の予算審議も通過していないのに、いつから開始されるのか私にわかるはずはありません。
野党の反対もなく速やかに国会通過すればある程度のロードマップは見えます。
4月30日に各省庁から公式発表され、5月7日から受付開始。受付後2~3週間で振込。
同時にJグランツでも受け付け開始を行いこちらは1~2週間で振込。

現在の段階では、果たしてこのままの形で国会を通過するとは思えませんし、総額6兆円の給付金(持続化給付金2兆円、各世帯への30万円給付金1兆円、貸付に対する利息負担と保証料負担3兆円)が、どういう内容でどういう人たちに渡るのかが今一つはっきりしません。
私としては、持続化給付金に関しては決算書3年分+売上口座の通帳+SN4号か5号だけで判断すればいいかと思います。受付も行政窓口や商工会などを介さずJグランツ一本化のみ。
24か月以内に開業や法人化した中小企業は対象外にすれば簡単。

SN(セーフティネット)4号もしくは5号を付けさせれば月次売上表がついているので証明の基礎になる。
Gビズシステム+Jグランツの登録を必須要件とし、オンラインだけで対応するのが3密防止の観点からも最善策だと思います。
フリーランスや中小企業にとっては売上口座のコピーだけで証明できれば簡単に給付されます。
売上が現金主義のフリーランスや中小企業を助ける必要もないと思います。(現金主義の該当者は大抵の場合売上がドンブリ勘定で申告もまともにしていない人が大多数です)

これらを除外していくと、対象者がかなり限られますので、予算枠を拡大して、フリーランス200万、中小企業500万程度に引き上げてもいいかと思います。